東洋経済「ケータイ料金」特集号を買ってきた
2週連続の東洋経済誌。表紙を見て「最近古い携帯ばかりいじってる俺にぴったり」と思わず手に取ってしまった。
先日の総務省騒ぎの背景も知りたかったし。
前半の携帯料金の記事はちょっと退屈。知ってる話ばかりだったし、正直「あ〜買って失敗だったか?」と思ったところで、Part2「ソフトバンクの袋小路」。
ん!なんだこの記事の量?これ、ソフトバンク特集号じゃないか。
おお、結構面白い。
いつもウトウトしてる会社帰りの電車中、一睡もせずに読みきってしまった。
かつて市場の破壊者だったソフトバンク、いつの間にか他社の後追いになってるなぁと感じてた。それがズバリ指摘されてた。
国内市場の伸び悩み、スプリント立て直しの苦しみ、アリババの株急落、Yahoo成長への不安などなど、こりゃ大変だ。株価も下がるわけだ。
考えてみりゃ11兆円ってすごい借金。比べるのも変だけど、EMCを買ったDELL以上。
T-Mobile買収に失敗した途端、成長が見込めない通信事業に孫さんが興味を失ったってのも面白い。だから携帯プランが保守的になっちゃったのかな。
思えば、俺は好きでソフトバンクを使ってたわけじゃなかった。俺が使ってたVodafoneや日本テレコムなどが孫さんに買われちゃっただけだ。それでも次々に破壊的なプランが出てきたり、いち早くiPhone扱ったりと面白いことやるから、そのままずっとソフトバンクユーザーを続けていた。
けど携帯持って20年近く、一回もMNPも使ってないから損してるんだろうなぁと改めて思う。次のiPhone出たらDocomoあたりにMNPしてやろうかな。そのあと2年後にOCNモバイルONEに乗り換えだ。
そう考えると、家の光回線も、携帯料金払ってることを前提に割り引かれるソフトバンク光に今乗り換えるのはリスクがあるな。
年内いっぱい落ち着いて選ぶことにしよう。