勝ち馬の尻馬に乗りたい

他人の成功、失敗事例を我が体験にして、この不安な社会を乗り切りたい。そう思って書いているブログです。

事例ハイエナに気をつけろ!

 最近のITに成功事例が必須なのは、以前ブログでも書いた通り。

 一番いいのは、成功している会社が当事者として事例紹介してくれること。こういうセミナーはいつでも大人気。
ただ、IT会社みんなが成功体験を持っているわけじゃないので、多くの場合は他社の事例を「我がこと」のように使う。

 少しでもその成功に貢献していれば、事例に使うのはわかる。ところが、中には全然関係ないのに、「さも自分がやった」ように言う会社が多いのに閉口する。
特に海外資本の会社にこの傾向がある感じ。海外で起きていることって、俺らは知らないからね。

 

営業:「GEはクラウドを活用して、ジェットエンジンのビジネスをサービスビジネスに変革したんです!」
俺:「へぇ、すごいねぇ。あの事例やったのって、おたくだったんだ。」
営業:「すみません、ウチはやってないです。GEが自分でやったんです。」

君たち関係ないじゃん!

 

営業:「UberはIoTでビジネスを成功させたんです!」

俺:「君たちは何をしたの?」

営業:「Uberには何もしてないです。一般的なIoT事例として紹介しました。」

もういいよ。

 

 これから、この手の提案をする人を、「事例ハイエナさん」と呼ぶことにした。
皆さんも、似たような体験をしたら聞いたほうがいいですよ。
「その事例って、おたくの会社がやったんですか!」

(意地悪オジ)